おひとりさまが病気になった時 3(入院編)

マイナンバーカード 身体のこと

入院(卵巣腫瘍→悪性疑い)入院当日

入院前日まで働く

カレンダー

入院前日は仕事がとても忙しく、クタクタでお風呂に入るのが精一杯で、髪を乾かしたらもう食事も食べずに気がついたら寝入ってしまいました

朝目が覚めると「どれだけ社畜やの」と思いながら、重い体を起こし、今日が入院日だったのを再度カレンダーで確認します

スーツケースをもう一度開けて必要物品も確認し、バスに乗り12時30分に病院に到着しました

そしてすぐに気がつきます

保険証、マイナンバーカード、診察券一式忘れている!!

忘れないようにカードケースに入れてテーブルに置いたままでした

サーッと血の気が引くのがわかります

すぐに看護師さんに報告します

「こんなことって!!どうするわたし!!」

ハードワークでここまでやってきて

同僚や上司に都合をつけてもらいながら、手術が受けられなかったら?

遠くから、会計課の方が慌てず騒がすにっこりやって来られる

前回の胃、大腸カメラをしたのが同月だったのと、その時、マイナンバーカードを使い、限度額認定証を確認してもらっていたため、「まあ、いいでしょう」となる

でもすごく落ち込む

あれほど確認したのに

「急いでおられたんですね」とにっこり微笑まれると、恥ずかしさが増し、穴があったら入りたいというのはこういうことなんだなと、軽く自分に失望しました

いつもどうりができない

お弁当

実は、この1ヶ月近く「いつもどおり」といいきかせながら生活していたけれど、

今回はまったくダメでした

仕事はほぼ意地で行っていましたが、家は掃除が行き届かず、ゴミ出しが精一杯でした

(ゴミ屋敷にはしたくない)

料理をしようにも、「悪性の場合、化学療法が絶対必要」と先生の説明を思い出してしまい、

献立を考える余裕がなくなります

献立が思い浮かばないと、食材も思い浮かばず買い物が出来なくなります

できるだけヘルシーそうなお弁当を探し、カロリーを確認して後ろめたい気分で買うのが

精一杯でした

わたしの医療費計画

計算機

ようやく病室に案内されます

案内するのは先ほどな会計課の方で(恥ずかしいばかり)

今回の入院は一泊10,000円の個室を希望しました

悪性で大きな手術を想定してのことでした

静かなことと、誰にも気兼ねしなくていいのは天国です

元来、健康だけが取り柄でした

家計の中から、毎月医療費として8,000円ずつ積みたてていました(年間計96,000円)

実際には

  • 歯科の3ヶ月おきの定期検診1,500円半年に一度の心理カウンセリング(薬なし)1,500円
  • 県の胃がん大腸がん検診1年に1度2,000円
  • 婦人科検診1年に1度4,000円弱
  • 脳MRI1年に1度7,000円弱

他、職場の健診が1年に1度あり、レントゲンや採血は無料

トータル1年の身体のメンテナンスに、年22,000円

余りの74,000円は「何があった時用」に貯めていました

ちなみに、2年前は残りで帯状疱疹ワクチンにあてました(約40,000円)

今回はそれを個室代にあてました

生命保険

生命保険

 

18歳の時にあまりよく考えずに

生命保険(医療保険と生命保険のセット)に入ったのですが、もう支払いは終わりました

もう一つ

がん保険(抗がん剤、放射線、入院費、どれも無制限)だけ入っています

これは毎月2,000円弱

がん保険はやめてもいいのだけれど、自分の高額医療費限度額分だけ入っています

がんは究極の慢性疾患で、治療は長くなるかもしれないし、

気持ちが弱っている時にお金のことで心配したくなかったからかな

わたしに「稼ぐ力」があれば、必要ないのかもしれません

がん保険は、いまだ継続か辞めるか決めかねています

(本来なら貯蓄で賄うものなのだろうけれど)

あなたはどうされてますか?

明日は手術で朝8時執刀です(本当に?)

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