術後の希望はライブに行けること
術後3週目
病休中というのに、これだけは外せない椎名林檎嬢のライブです
手術日を決める時にも「12月15日にライブに行きたいんです」と
産婦人科の先生に言い、先生はカレンダーで逆算しています
「コンサートに出演するの?」
真顔で勘違いした先生、わたしはちょっと笑いそうになりながらも
いえ、観客でです!と念を押してみます
(無理だとは言わず名言を避けましたね、先生)
用心してライブのあとは博多駅の近くのホテルを予約しておきました
あと何回、コンサートに行けるかわからないなら、行くしかないでしょう
わたしの体の現状
今回お腹の傷もまだ完全に治ってないし、
入浴はまだシャワー浴のまま、今も腹帯は手放せません
実は退院してから、
次回の診察の最終病理の結果を恐れています
今回、ある日自覚症状もなく「病気」を指摘され
あれよという間に手術になりました
ブログで偉そうなことを書いておきながら
ひとりであることの不便さや心細さが身にしみたのです
退院後はなかなか外に出られません
何でしょうね、「手負いの獣」みたいな感覚でしょうか
元気になるまで誰にも会いたくないし、
「外で具合が悪くなったら」なんて考えるとますます家にこもる
安全な場所にいたいのです
身体だけでなくメンタル面でも影響があったのは事実ですね
音楽で希望を与えることができることの凄さ
どのアーティストもそうですが、一人の人が何万人も集客して
中には失神する人もいたり、生きる希望になったり
そんな職業ってないですよね
わたしはデビュー当時からエレファントカシマシも大好きで
林檎嬢とコラボした「獣ゆく細道」も
宮本浩次氏の漢らしさと狂気じみた
良いところがバッチリでてて最高だった
トータス松本氏とコラボした「目抜き通り」は
実際以前の福岡のライブで見たけれど、
トータス松本氏の華やかさと
ピンクのGUCCIの衣装がゴージャスで際立ってて、
銀座の高級感と華やかさそのものが再現されているようでした
紅白歌合戦での東京駅前での「青春の瞬き」も素晴らしかった
ああ、この日を待っていた!
アリーナ席!
好きな曲
椎名林檎嬢としても、東京事変としても好きですが
どれが一番とか決められない
これまで大体のライブに行ってきました
毎回、歌と美術と、とても計算されているおしゃれな空間
これまでのライブで映像が好きだったのは「JL005便で」でしょうか(諸行無常)
演奏にオーケストラが入るのも音に深みが増し、アレンジも毎回凝っていて
これぞライブの醍醐味ですね
もう1度健康になろう
今回もアリーナ席でした
オープンニングとエンディングの映像も素晴らしかった
オーケストラの重厚感!
特にパーカッショニストの方!本当に良かったです
あんなふうにスタッフをモノクロの映像でお名前をクレジットで紹介されて
ああ、わたしも映り込んでみたい、なんて(笑)
ばっちり林檎嬢のお顔が見えました
素晴らしかった(語彙力がなくてすみません)!!
今回のコンサートで好きだった映像は「青春の瞬き」でしょうか
紅白とは違った素晴らしさでした
泣いてしまう、いい曲です
この日を境に「やっぱり外に出よう」と思い直す自分の短絡さに驚くけれど
もう一度健康を取り戻して、
好きなことをしないと
人生はそうそう長くないのはよくわかりました
また林檎嬢にお会いしたい
スタッフの方、オーケストラの方、会場整備のみなさん、
ありがとうございました
コメント